母が夜の部を観劇し、面白い!と騒いでいたためノリと勢いで定時ダッシュし、18時15分頃に歌舞伎座に着いて幕間の切符を39番で買うことができました。余裕で座れました。
物語は知らずに行ったのですが、酷いギャグと人形振りの二幕構成でお七とその母親が寺に逃げ込んできてそこにすでにいた紅長の入れ知恵によって巻き起こされるドタバタ劇とお七の切ない恋心を感じさせるような人形振りで正月ものとして華やかでした。
以下もはやただの羅列
・ハズキルーペから顔面粉、U.S.A.チコちゃんすしざんまいと怒涛のネタ祭り
・怒涛の米の締めはコシヒカリとみせかけてサトウのごはん!
・気を失った(振りをした)お七に気付させるためのシーンで懐から取り出されるソルマック。猿之助さんと幸四郎さんの会話がイマイチ聞こえず…ただ猿之助さんが濃厚なキスの仕方を伝授していたことしか…むしろそこ2人がキスするのかと思ってしまいました(いっそその方が面白くない?)
・私が見る演目のせいか門之助さんが母親役のことが多いのですが、毎度ママみの強い門之助さん
・お土砂という名の魔法の粉かけるシーンではツケウチさん魔法の粉をかけられ退場…可哀想に…魔法の粉関連で言うと松江さんがかなり良い動きしてました。一番上手かった!どんな稽古をすると魔法の粉をかけられた時の動きが上手くなるんでしょうってくらい力の抜け具合でした。
・やっぱりつっころばし系のお役の幸四郎さんが好き。幸四郎×七之助のシーンはほとんどないのが残念なくらい見栄えがするお二人でした、
・人形振りでの七之助さんの人形さんは本当に人形さんっぽい。動きもだけど、元の顔立ちと相まって無言でいると冷たい印象があるほどに整ってるので迫力がありました。後見さんと息合わなかったら大事故だろうなぁと怖くなりながらも勿論息ぴったりでした。
・回によってアドリブが違うようなので余裕があったらもう一度観に行きたい