takerukangeki’s blog

性根がオタクの観劇を中心とした雑記

FGO STAGE 絶対魔獣戦線バビロニア

fgo舞台のバビロニアを観てきた時の観劇レポートを発掘したので掲載。

 

バビロニアfgoのストーリーの中で一番好きなのでとても楽しみでした。ただ私は2.5次元舞台ってあまり好きじゃないので普通に否定的な意見も述べていますので肯定的な意見のみをお求めの方はお帰りください。

 

脚本に関して

・あのゲームでもかなりの長さがある話をよく短時間にまとめたなぁ、という点で凄いと思いました。後半戦は前提知識が必要かな、と思いますが前半戦は明るく楽しくテンポ良く知識がなくてもわかりやすくまとまっていると思いました。

・ギルとエルキドゥが主役、というかギルガメッシュ目線な物語になっていました。キャラが人気だしその方が分かりやすいしある意味舞台は二次創作だから好き嫌いの問題だとは思いますが、私はfgoは主人公とマシュの成長の物語である(特に第一部)と思っているので、特異点の人々目線というのが納得できませんでした。正直主人公とマシュはほぼモブ状態で影が薄かったです。

・尺の都合上仕方ないですがレオニダスが削られてるのが残念でした。(正直ギルやマーリンの歌とダンスいらんからこっちのエピソード入れて欲しかった……)あの北壁での出会いがあったからこそマシュの成長があり、その後の物語に影響をかなり与えているエピソードのためとても好きな場面です。そのため削られた中では一番ショックでした。

・脚本というか演出ですが、ティアマトは迫力不足。ただルチャのシーンは良かったのと、太鼓?が生だったのは迫力があって良かったです。

・キャラが移動していることを表すのにパズルのように足元のセットを動かしてるのが面白かったです。チープでしたけど。

 

キャラに関して

ギルガメッシュ

ギルの声が良すギル。声帯にちいちを飼っている。顔も声も良いとか流石賢王でした。

特にウルクの民に語りかけるシーンはとても良かったです。

・エルキドゥ

普通に男。もうちょっと中性、無性的かと思っていた(チラシなどのビジュアルで)のですが、普通に男やんけ……となってしまい、ギルガメッシュが声が似ていた事もありなんで?という疑問点はありました。

ダヴィンチちゃん

歌が圧倒的声量と上手さのダヴィンチちゃんでしたが1人だけうまくて逆に浮いている感じがしました。あとキャラのイメージ的にダヴィンチちゃん歌うまイメージがないのと歌っても鼻歌程度なイメージなので違和感がありました。

ケツァルコアトル

スタイル抜群。神としての狂気という点では迫力に欠けましたが(というかそういう系のシーンがあまりなかった)、ルチャのシーンは迫力満点でした。

・マーリン

ウザさがちょうど良かったですね。

・ぐだ男

ぐだ男回でしたが、本当に印象に残ってないんですよね。これは確実に脚本のせいだなぁと思います。

というか全体的にあの時間でやるには出演キャラが多すぎたのか他のキャラは印象が薄いです。いっそ昼夜通しとかにしてくれればいいのに、というのは歌舞伎に慣れた人間の発想ですかね。

 

以下ただの煩悩と雑念

・セロリと言われたら「入ってるよ」って言いたくなるし天井からセロリが落ちてくると思ってしまうそんな沼で生きている

ギルガメッシュ王の絶対見えない乳首。御御足はチラチラ見せてくるのに鉄壁の乳首。衣装の構造が気になりました。.5系って乳首NGなの?となりました

・ティアマト戦はいっそメガティアマト幸子を召喚して小林幸子さんにティアマトやってもらったらめっちゃラスボス退治感出たのに…とみんながウルクの民として涙しているときに思っていました。コブシの効いた「Ah〜」になって中々迫力があるんじゃないですかね。