1月 新春浅草歌舞伎 第2部

先に2部を観てきました。取った日が丁度着物で観劇の日だったため、8割くらいの人が着物でした。

この日限定で配られた手拭い。猪柄が可愛い手拭いでした。

f:id:takerukangeki:20190120222414j:image

 

お年玉

中村隼人さんでした。流石に手慣れたものでご挨拶からさらっとした流れで客席に降り、お客様に質問……だったのですが今回はお客様の方が回答が上手で慌てていました。質問されたお客様にはクリアファイルを渡しているという情報を見ていたのですが、クリアファイル先日売切れ情報出てたなぁと思っていたらトートバッグになっていました。トートバッグの宣伝やらパンフの宣伝をする宣伝部長隼人でした。

 

寿曽我対面

錦之助さんの目力があって凄く良かった〜!初役とは思えないほど貫禄があって場を引き締めていらっしゃいました。本人ああいうお役はあまり得意でないとおっしゃることがあるけれど、どんどんやって欲しい。

綺麗系と可愛い系の新悟さんと梅丸くんを両脇に従えて目の保養でした。特に新悟さんはドンと構えていたので風格があって将来政岡とかやって欲しいなぁと思いました。ただ2人が立つと身長差がありすぎてちょっと笑ってしまった。

歌昇さんの十郎も良かったというか私は小川家が優男やるのが好きです。松也さんは動きがダイナミックだったのですが、声が掠れていて台詞が聞き取りづらかったです。無理して発声しているように聞こえてどうしてそんな台詞回しも微妙な気がしました。

巳之助さんの朝比奈は流石でした。本当にああいう役も出来てしまうというか最近そういう役多目。動きがキレッキレでした。ただ個人的にはゾロみたいな普通にカッコいい役も好きなので二枚目系のお役もやって欲しくもあるのですが。

 

番町皿屋敷

始めて観た演目なので先にあらすじを追って悲恋、悲劇という感じで怪談ではないんだなぁと頭に入れて観始めたのですが……

「メンヘラ女とDV男」という副題つけてくれと思ってしまいました。もうメンヘラキツ…メンヘラキツ……うわそして相手はDV男…ある意味納得〜!みたいな気持ちになってしまった。全然播磨の恋心とお菊の恋心切ない…!みたいな気持ちにはなれませんでした。これは演者のせいとかじゃなくて私には合わない演目だったんだなぁという感じ

喧嘩っ早い旗本の息子ってのが隼人さんとマッチしていたし、男の激情を語るシーンでは場を支配していた様に感じました。種之助さんの狂っていく女の沙汰やなにより20年ぶりの女方を勤められる錦之助さんがとても良いババアだったのでそういう面では良かったのですが。錦之助さんは流石時蔵さんとご兄弟だなぁという見た目の違和感のなさと声が元々高めなので女方の声の出し方ではなくても年齢を重ねて深みのある女性の声、立ち姿としては良かったのではないかと思いました。あと橋之助さんは若いと思っていたのですが、思いの外貫禄があったのも良かったです。

メンヘラ無理!となるほどの種之助さんな迫真の演技でしたが演目の好き嫌いを知れたということでまた一つ賢くなりました。

 

乗合船恵方萬歳

若手がズラッと勢揃いの今年の目玉ではないでしょうか。

梅丸くんと隼人さんが並んでいたのが特に眼福。永遠と見てられる。歌昇さんと松也さんに挟まれる鶴松くんもとても綺麗でした。白酒売の新悟さんがやっぱ指が長くて細くて綺麗で妖艶でも爽やか。

寿曽我対面の時から思っていたのですがここでもやはり松也さんの声が枯れている様に感じました。風邪?疲れ?なのかちょっと心配になりました。松也さん良い声でよく響く声の印象だったので特に気になってしまいました。

そして巳之助さんと種之助さんは三枚目の踊りやらせたら若手の中では圧倒的ですね。去年の三番叟のときも種之助さん踊り上手いなあと思いましたがピエロ役者ですね。巳之助さんはもう言わずもがな。

全員揃って、それぞれの踊りがあって、と豪華で華やかな一幕でした。

 

芝居以外の話

・メッセージコーナーでのツボ。

真面目な兄(歌昇さん)とたね(たね)

f:id:takerukangeki:20190120223648j:imagef:id:takerukangeki:20190120223700j:image

・写真コーナーは凄い盛況で写真撮れませんでした。皆さんちゃんと自分入れて撮ってたりしていたのでちゃんとそういう風に使う人もいるのだなあという異人種との邂逅に感動

・ロビーでパンダグッズがチラホラ売られていたのでいっそ中村梅丸丈が大好きなパンダグッズ取り揃えました!とか書いてたらバカ売れしてしまうのでは?という邪念が浮かびました。パンダとコアラが大好き中村梅丸(成人済男性)って最高に可愛い

・プログラムは真っ白で光沢紙じゃないので汚れ傷が目立つタイプ…やめてくれー。中のインタビューでは錦之助さんの楽しみはやっぱりアベンジャーズなど中々面白くて良かったです。ただ去年のふわふわ白ニットが結構好きだったので今年の衣装も期待したのですが、個人的には微妙。もっとこんなの着せるの!?というパンチの効いたものを期待してしまっていました。来年に乞うご期待!あと出来れば上役も同じような衣装着せて!

・舞台写真はもう出揃っていたのですが、一番欲しいと思った乗合船の全員集合が売切れ…売切れはしょうがないけど全員集合は絶対売れるんだから入荷増やしてよーーーとワガママ言ってしまう。もっとえげつなく商売してくれていいんですよ…と薄暗い沼のオタクは思いました。

 

以下愚痴

・折角のお年玉の短い時間でも携帯電源落として下さいを連呼してもらわなきゃいけないことにうんざりなのに少なくとも曽我対面中に二回、皿屋敷中に一回鳴るわ……鳴らした人特定してつまみ出して出禁にして欲しいし携帯をお預かりしてお預かり代頂戴するなりして欲しい……まあ悪いのは鳴らすやつなので……電源落とせない奴は観劇しない人生をお歩みくださいませ

・かなり時間押すと聞いていたけど開場15分遅れ……皆様が席に着くまで始まりません、とアナウンスしつつそれでもお年玉は時間通りに始まる……その後もズルズル遅れる……他の劇場との兼ね合いとかもあるんだろうけど、確実に根本のタイムテーブルに無理があることは明らかな感じが…演者、裏方、客の誰も幸せになれないタイムテーブルはやめてほしい…

・イヤホンガイドを落としたようなカツン、という音と拾うガサゴソした音がそこかしこで聞こえました……同じ様な音だったので携帯とかではなくイヤホンガイドではと思ったのですが。自分はイヤホンガイド聞かないから分からないのですが、首にかけたりすることは出来ないのかな?かなり床に落ちる音が響くのとその後のガサゴソが周りにも迷惑なので落ちない工夫をして欲しいなぁと思ってしまった。芝居に魅入って手元が緩んでしまうのは仕方ないとは思うのでその前の段階で防いで欲しい。特に浅草は客席の前後の幅広めなので物が落ちやすいし床が絨毯ではない部分もあるので少し対策してほしいなあと思ってしまいました。

1月歌舞伎座壽新春大歌舞伎-松竹梅湯島掛額-

母が夜の部を観劇し、面白い!と騒いでいたためノリと勢いで定時ダッシュし、18時15分頃に歌舞伎座に着いて幕間の切符を39番で買うことができました。余裕で座れました。

f:id:takerukangeki:20190120005014j:image

 

物語は知らずに行ったのですが、酷いギャグと人形振りの二幕構成でお七とその母親が寺に逃げ込んできてそこにすでにいた紅長の入れ知恵によって巻き起こされるドタバタ劇とお七の切ない恋心を感じさせるような人形振りで正月ものとして華やかでした。

 

以下もはやただの羅列

ハズキルーペから顔面粉、U.S.A.チコちゃんすしざんまいと怒涛のネタ祭り

・怒涛の米の締めはコシヒカリとみせかけてサトウのごはん!

・気を失った(振りをした)お七に気付させるためのシーンで懐から取り出されるソルマック猿之助さんと幸四郎さんの会話がイマイチ聞こえず…ただ猿之助さんが濃厚なキスの仕方を伝授していたことしか…むしろそこ2人がキスするのかと思ってしまいました(いっそその方が面白くない?)

・私が見る演目のせいか門之助さんが母親役のことが多いのですが、毎度ママみの強い門之助さん

・お土砂という名の魔法の粉かけるシーンではツケウチさん魔法の粉をかけられ退場…可哀想に…魔法の粉関連で言うと松江さんがかなり良い動きしてました。一番上手かった!どんな稽古をすると魔法の粉をかけられた時の動きが上手くなるんでしょうってくらい力の抜け具合でした。

・やっぱりつっころばし系のお役の幸四郎さんが好き。幸四郎×七之助のシーンはほとんどないのが残念なくらい見栄えがするお二人でした、

・人形振りでの七之助さんの人形さんは本当に人形さんっぽい。動きもだけど、元の顔立ちと相まって無言でいると冷たい印象があるほどに整ってるので迫力がありました。後見さんと息合わなかったら大事故だろうなぁと怖くなりながらも勿論息ぴったりでした。

・回によってアドリブが違うようなので余裕があったらもう一度観に行きたい

2019年観劇始め、国立劇場

今年の抱負は真面目に観劇記録付ける事、にします。続くかな……

 

今年初観劇は国立劇場で姫路城音菊礎石でした。1月は浅草ばかり行っているので地味に正月の国立は初めて。そして年末年始はエジプトに行っていたので初観劇が遅くなりました。なのであまり新年お祝いムードを感じられない初観劇となりました。

 

f:id:takerukangeki:20190113212227j:image

ロビーに飾られた大凧をパチリ。飾ってあって綺麗なのですが、どこで撮ると綺麗に撮れるんだろう?という大きさと場所なので、現地に行ってみるのが1番です。映えに媚びない姿勢、大事。

 

ストーリーは姫路城城主の桃井家にまつわるお家騒動です。登場人物の関係図がある程度頭に入ってないと厳しかったです。幕間に筋書き読んでなるほど!となっていました。 

割とテンポよく場が進み適度に幕間が入るため観やすかったです。

お家再興の大円団で終わるため、お正月らしく華やかで良いのではないでしょうか。小狐ちゃん可愛かったし。

 

開幕はいいねダンスと共に。いくら簡易的にしてても花魁衣装であの踊りするのは凄い。黒御簾音楽もなんとなくU.S.A.っぽくなっているので編曲凄いなーという。手拍子があったせいで歌詞が聞き取れず残念……

 

幕間でご飯食べていた時に近くの席のちびっ子がチコちゃんの「ボーッと〜」って言うんじゃないかなぁ?と言っていましたが今年の時事ネタはU.S.A.だけだったように思います。私が気づかなかっただけかな。

 

個人的には梅枝さんのつっころばしがとても好きなのでとても良い演目でした。梅枝さんつっころばし×おきゃん()な右近さんってなんか観たなーと思ったらお江戸みやげですね。ただ今回双眼鏡忘れたせいで遠目+声だと梅枝さんと時蔵さんが凄く似ていてえ!?どっち!?となる瞬間が度々。声が若い方が梅枝さんですね。廓遊び人でふらふらして死んでしまいましたが、双子の弟として最後はキリリと格好良く締めていました。

 

時蔵さんは珍しく立役での出番が多め。でもやっぱお声が女形になってしまってるので違和感。立ち姿は美しいんだけど…砧の前の方がしっくりくる。赤い衣装が相変わらずお似合いだなぁ〜と思いました。気品漂う刑部姫でした。

 

一番の拍手を貰っていたのは子役2人。狐ちゃんと若様可愛かった〜。というか2人並ぶとやっぱり眞秀くんは音羽屋顔してるけど和史くんさ播磨屋さんに似てる……今後どういう風に成長するのか楽しみだなぁ

 

手拭いまきはズラッと舞台に並んだ皆さんと花道に出てきた小狐ちゃんとじいやが投げてくれました。ちびっ子達は容赦無く投げつけていたのであれキャッチし損なうと地味に痛そうでした。そして彦三郎さんが草野球で鍛え抜いた強肩でなんと2階まで手拭いが届いていました〜!2階より上は手拭い来ないし〜とちょっと緩んだ空気だったのですが、手拭い来た途端みんな殺気づいてました。衣装着ながら多くの観客に投げてくださる彦三郎さん素敵だなぁと思いました。あといつも声が良くてとても好き。ええ声の男だからな〜菊五郎さんは朗々と響くって感じだけど彦三郎さんは身体の芯を震わせるような声ですね。声優好きが好きな声

 

そんな感じの公演でした。

後悔がひとつ、双眼鏡持って行き忘れたので坂東の方の亀蔵さんのお顔じっくり見れなかったこと。。。不覚。。。。。

シネマ歌舞伎 二人藤娘/日本振袖始 初日舞台に行ってきました

f:id:takerukangeki:20180513162843j:image

撮影タイムがあったので中村米吉さんとかぶきにゃんたろう

 

http://www.kabuki-bito.jp/sp/news/4735

当日にレポがご本家で上がってたので書いていなかったことをとりとめなくメモ

 

・かぶきにゃんたろうがサンリオ総選挙に出てるそうですが、猫キャラ(キティさんがいるのに)でサンリオ総選挙に出るっておこがましすぎでは?というお話をされてました。(キティさんは女の子だから、ネコキャラ被りではないらしい

 

稲田姫の鬘の形が顔のラインが強調されて丸顔がさらに丸く見えて嫌だという話。特に七之助さんと並ぶと確かに……でも丸顔だから可愛い姫様だなぁと思いました。

ちょくちょく話の中で丸顔とタレ目ネタをされていましたが、丸顔とタレ目だから可愛い………

 

・自分で見てみてどうか?という質問に対して丸くて美味しそうに見える、とのこと。玉様と共演すると食べられたら引き裂かれたり、酷い目に合うとか…気に入られてる証拠?笑

 

・日本振袖始(の最後?違う演目での言葉?)で玉様から新派っぽくて良かったと言われたから新派移籍しようかな〜流行ってるし、とちょっと悪戯っ子のような話も。それでも玉様に褒められるのは凄いのでは?

にざたまとかいう大手CPに落ちそうになった

まだ落ちてない!まだ落ちてないから!って言いつつ観た日(3/23)からウッにざたま……ウワァにざたま……ってなるようになってしまった辛いから吐き出す

 

歌舞伎を本格的に観始めて1年ちょっと経って始めてにざたまを観ました。

3月の於染久松色読販と神田祭

仁左衛門さんをまともに観るのが始めてだったのですが、あんなカッコいい70代いる!?って感じ…いやカッコいいっていう安い言葉では表しきれない。時代が時代だったら仁左衛門さんの女がTwitterに大量発生してるよって感じ。HN@仁左衛門の女が大量発生。100億の男だよ。

玉様は観たことあったんだけど、他の俳優さんとやるときと仁左衛門さんとやる時と雰囲気が違ってびっくりした。にざたまという雰囲気がある。そして婀娜っぽいってこういうね!ことを言うんですね!っていう色香を漂わせていた…ふつくしい……特に首から肩のラインがいいよね…

 

於染久松色読販

二人が小悪党な夫婦。表立ってイチャつくわけじゃないけど、伝わりあってるようですれ違ってるという。

序幕の終わりの悪巧みキメた場面とかまあ確かにスポットライト当たってるんだけど、それ以上にキラキラしてた悪ーい顔で。これから悪いことやっちゃうよ、っていうドキワク感を感じられた

あと、最後の場面で籠を担いで帰って行くのに堂々としつつ、でも情けなく、でも華やかな感じがして成敗された方なのにすごく可愛く感じてしまった

憎みきれない悪党夫婦可愛かった

 

神田祭

終始イチャイチャイチャイチャイチャイチャするにざたまを鑑賞する最高の演目ですね。イチャイチャし過ぎじゃない?

最後花道でちゅーしてたよね?したよね?客席どよっとしたもん…

華やかに踊ってイチャイチャ、乱入者を蹴散らしながらイチャイチャ、二人の世界でイチャイチャって感じだった。目の保養。綺麗で粋な世界を堪能した……でも萌え過ぎて記憶が混濁してるから本当はちゅーしてないかもしれない。いや、したと思うけど

 

そんな感じでもう一回観たいな〜と思ったけどチケット大戦争だったので観れるわけもなく今まで悶々としてた。次にざたま観れるなら二回は観に行こう。あとシネマ歌舞伎にして欲しいし円盤にもして欲しい

 

 

歌舞伎関連観た忘備録

2018年

1月

浅草公会堂  昼の部・夜の部

2月

歌舞伎座  昼の部

3月

歌舞伎座  夜の部幕見

歌舞伎座ギャラリー  女方ができるまで

4月

歌舞伎座  昼の部・夜の部

6月

歌舞伎座 昼の部・夜の部

国立劇場

7月

国立劇場

8月

NARUTO歌舞伎 愛之助猿之助

歌舞伎座 15時の部

9月

歌舞伎座 昼の部・夜の部

10月

歌舞伎座 昼の部・夜の部

11月

歌舞伎座 昼の部・夜の部

国立劇場

12月

歌舞伎座 夜の部玉様阿古屋

国立劇場

2018年かなり行ったけど全然遠征行ってないので2019年こそは南座博多座は行きたい