takerukangeki’s blog

性根がオタクの観劇を中心とした雑記

同人誌買取の話

 

自分向け忘備録メモの駿河屋のあんしん買取で同人誌を売った話

 

初めて駿河屋を利用して同人誌の買取を行いました。(過去に乙女ロードのお店には持込み経験有)

自分が調べた前評判は兎に角時間がかかる、遅い、思ったよりは早い、見積額は他店より高い、買取額を減額される、見積額はほぼそのまま、など多種多様でした。

総じて言えることは遅い、との事でしたが、特に急いで居なかったこと、買い取ってもらえる量が多いなら宅配、持込める量なら持込み出来る範囲に店舗があるため利用しました。

 

あんしん査定から店舗買取の流れ

1. 8月下旬にあんしん見積もりを申込。(夜に送信)

   →ここでの教訓は梱包の事を考えた順番で申込むこと(後述ポイント内にて詳しく説明)が大事。

また、見積もり依頼時に宅配か持込みかを選べますが、査定後にもう一度選択できましたので、迷っている場合はここでは好きな方にするといいと思います。

2.申込完了すると自動応答メールがくる(申込直後に受信)

3.2日後、送付先のお知らせというメールと共に見積金額が提示される。

    →ここで一点一点の見積金額と注意事項、送付先が書かれて送られてきます。買取不可のものは送付すると処分代がかかる場合があるそうなのでマイページからキャンセルできます。また買取額に不満があるものもキャンセルできます。

4.マイページにて買取確定。

→見積金額からキャンセルなどを行い、ここでもう一度持込み先or送付先を選択し、確定します。私は買取可能数の結果から持込みにしました。

5.4日後に新宿店に持込み。

→注意事項にも書いてありますが、1週間以内に持込まないと減額されるそうです。

6.初めてのため店頭で自分で会員登録用準備をする。

置いてあるコピー機に会員証と身分証を枠内にセットしコピーすると記入用紙になるため、それに記入。

→レジでも会員登録を一からしてもらえますが、少しでも店員さんの心象を良くしたいならやった方がいいのかと勝手に思いました。

7.レジに呼ばれて買取。あんしん査定での取引番号を伝え、品物を出す。品物の順番を確認されます。

→今回は点数が多かった(60点ほど)ことと時間帯的に翌日以降に物販確認完了後電話をくれるということで終了

8.翌日の夜に確認完了の連絡をもらい、この電話から1週間以内に精算に来るように言われる

9.3日後の夜(平日)に精算に行く。会員証と身分証明書を出して品物確認後、買取価格の提示され精算。店舗控えにサインし、明細を貰って終了。

 

結果!!!

査定価格から減額なし!同人誌約60点で約6600円!

一冊平均110円は中々高価買取と言えると思いました。

 

ラク

確かに買取価格は良いのですが、メールにて見積のものは半分以上は買取不可になってしまいました。また、元々見積もりに出したのは約130冊だったので半分以上は0円か買取不可です。

 

ポイント

・買取見積もりを出す順番は梱包しやすさを考慮すべき。同人誌ならサイズ順(小さいサイズから)にやらないと梱包時に順番バラバラにしないと痛みの原因になる。順番バラバラは店員に嫌がられる。(人に優しくしよ)

・店頭持ち込みは点数、時間によって後日精算になるので自分の都合を見極めるべき。そういうのが煩わしい場合は送付の方が楽。

 

査定の感想

・見積もり品を調べるページの使い勝手が恐ろしく悪いのでPCでやったほうが良いこと、エロ本の場合女性向けと思っていても男性向けにカテゴライズされている場合があったりするので該当がなければカテゴリを変えた方が良いです。ただこのカテゴリも厄介でジャンルで絞り込んでカテゴリ内検索してるのにジャンル外のものが出てきたりするので謎でした。必要なのは根気です。

・正直この送付先のお知らせ、というメールタイトル見積金額のお知らせと送付のお願い、とかにして欲しい。思ってたより早く来たのでただのお知らせだと思ってしまったし見積金額書いてあるの下の方なので下手すると気づかなかったかも…とは思いました。

・8月末、というコミケ直後だったのと前評判から正直もっと遅いと思っていたので思いの外早くてびっくり。同人誌オンリーだったから?など色々思いますがたまたま空いてた、とかなのかなと思います。

・見積もりに出てこない商品は見積もり出せないため売れません。同じ作家でも出てこない本は取扱不可なのだろうか…

 

買取まとめ

・店舗へ日曜夕方に行くと買取列5人ほど並んでレジ5台フル稼働していました。20分ほど待って会員登録や説明があったのでトータル30分ほどかかりました。早い方だと思います。乙女ロードの店は平日の午前中でも1時間待ちなどは普通だったので……

・古い同人誌でも値段が付くので嬉しい。所謂人気作家の売れていない頃のプレミア、とかでなくても10年以上前のものでも100円以上の値段が付くものが結構ありました。特に現在も人気ジャンルの中堅CPの中での人気作家さんの作品が比較的高めかなぁ、と思いました。やっぱジャ○プ作品は強い。

・前評判を見て減額結構されそう…と思っていましたが、減額されませんでした。昔乙女ロードの某店なんかは初期傷レベルの物を角折れ扱いで価格付けられなかったりしてたので嬉しいよりビックリの気持ち。元々綺麗に保存してたのもありますが、持込時に透明なビニールに揃えて入れて動かないようにして持込んだおかげかも?

・店員さんが感じの良い人が多くてまたお願いしたいと思いました。乙女ロードで買取依頼した時は普通に持ち込んだだけなのに本当に感じが悪くてこれだからクソオタクは💢(ブーメラン)と思っていたのですが、日曜の夕方という忙しい時間帯にも関わらず丁寧だし感じも良かったです。精算時も精算来ました〜と言ったときに精算カードは?と言われたのですが、貰っておらず、????となってしまったのですが、持込した時の店員さんが渡し忘れたらしく、その事が分かりちゃんと謝ってくださいました。店内で伝達も出来ているので安心できます。

・私はそのまま第2弾のあんしん査定の買取をお願いしたのですが、今回は点数が少ないため対面で確認してもらったのですが、一点買取予定のものを忘れ違うものが入ってしまいましたがその場の価格になりますが、と買取に入れて貰いました。また、挟んだままのペーパーなども買取価格つく事があるのでチェックした方がいいですよ〜と教えて貰いました。ありがとうございます!

・2度目のあんしん査定のメールタイトルに「毎度!」って入ってたのは中々嫌いじゃなかった

 

トータルの感想

・あんしん買取は自分で入力する手間をかけられるならやった方がいい

・店員さんは良い人が多かった。こちらも良い客になろう

・評判より全然早い。物にもよるのかも。

・高額買取を期待するからガッカリする。期待しないと値段が付けば嬉しい。

駿河屋さんはいいぞ!!!!

1月 新春浅草歌舞伎 第2部

先に2部を観てきました。取った日が丁度着物で観劇の日だったため、8割くらいの人が着物でした。

この日限定で配られた手拭い。猪柄が可愛い手拭いでした。

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お年玉

中村隼人さんでした。流石に手慣れたものでご挨拶からさらっとした流れで客席に降り、お客様に質問……だったのですが今回はお客様の方が回答が上手で慌てていました。質問されたお客様にはクリアファイルを渡しているという情報を見ていたのですが、クリアファイル先日売切れ情報出てたなぁと思っていたらトートバッグになっていました。トートバッグの宣伝やらパンフの宣伝をする宣伝部長隼人でした。

 

寿曽我対面

錦之助さんの目力があって凄く良かった〜!初役とは思えないほど貫禄があって場を引き締めていらっしゃいました。本人ああいうお役はあまり得意でないとおっしゃることがあるけれど、どんどんやって欲しい。

綺麗系と可愛い系の新悟さんと梅丸くんを両脇に従えて目の保養でした。特に新悟さんはドンと構えていたので風格があって将来政岡とかやって欲しいなぁと思いました。ただ2人が立つと身長差がありすぎてちょっと笑ってしまった。

歌昇さんの十郎も良かったというか私は小川家が優男やるのが好きです。松也さんは動きがダイナミックだったのですが、声が掠れていて台詞が聞き取りづらかったです。無理して発声しているように聞こえてどうしてそんな台詞回しも微妙な気がしました。

巳之助さんの朝比奈は流石でした。本当にああいう役も出来てしまうというか最近そういう役多目。動きがキレッキレでした。ただ個人的にはゾロみたいな普通にカッコいい役も好きなので二枚目系のお役もやって欲しくもあるのですが。

 

番町皿屋敷

始めて観た演目なので先にあらすじを追って悲恋、悲劇という感じで怪談ではないんだなぁと頭に入れて観始めたのですが……

「メンヘラ女とDV男」という副題つけてくれと思ってしまいました。もうメンヘラキツ…メンヘラキツ……うわそして相手はDV男…ある意味納得〜!みたいな気持ちになってしまった。全然播磨の恋心とお菊の恋心切ない…!みたいな気持ちにはなれませんでした。これは演者のせいとかじゃなくて私には合わない演目だったんだなぁという感じ

喧嘩っ早い旗本の息子ってのが隼人さんとマッチしていたし、男の激情を語るシーンでは場を支配していた様に感じました。種之助さんの狂っていく女の沙汰やなにより20年ぶりの女方を勤められる錦之助さんがとても良いババアだったのでそういう面では良かったのですが。錦之助さんは流石時蔵さんとご兄弟だなぁという見た目の違和感のなさと声が元々高めなので女方の声の出し方ではなくても年齢を重ねて深みのある女性の声、立ち姿としては良かったのではないかと思いました。あと橋之助さんは若いと思っていたのですが、思いの外貫禄があったのも良かったです。

メンヘラ無理!となるほどの種之助さんな迫真の演技でしたが演目の好き嫌いを知れたということでまた一つ賢くなりました。

 

乗合船恵方萬歳

若手がズラッと勢揃いの今年の目玉ではないでしょうか。

梅丸くんと隼人さんが並んでいたのが特に眼福。永遠と見てられる。歌昇さんと松也さんに挟まれる鶴松くんもとても綺麗でした。白酒売の新悟さんがやっぱ指が長くて細くて綺麗で妖艶でも爽やか。

寿曽我対面の時から思っていたのですがここでもやはり松也さんの声が枯れている様に感じました。風邪?疲れ?なのかちょっと心配になりました。松也さん良い声でよく響く声の印象だったので特に気になってしまいました。

そして巳之助さんと種之助さんは三枚目の踊りやらせたら若手の中では圧倒的ですね。去年の三番叟のときも種之助さん踊り上手いなあと思いましたがピエロ役者ですね。巳之助さんはもう言わずもがな。

全員揃って、それぞれの踊りがあって、と豪華で華やかな一幕でした。

 

芝居以外の話

・メッセージコーナーでのツボ。

真面目な兄(歌昇さん)とたね(たね)

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・写真コーナーは凄い盛況で写真撮れませんでした。皆さんちゃんと自分入れて撮ってたりしていたのでちゃんとそういう風に使う人もいるのだなあという異人種との邂逅に感動

・ロビーでパンダグッズがチラホラ売られていたのでいっそ中村梅丸丈が大好きなパンダグッズ取り揃えました!とか書いてたらバカ売れしてしまうのでは?という邪念が浮かびました。パンダとコアラが大好き中村梅丸(成人済男性)って最高に可愛い

・プログラムは真っ白で光沢紙じゃないので汚れ傷が目立つタイプ…やめてくれー。中のインタビューでは錦之助さんの楽しみはやっぱりアベンジャーズなど中々面白くて良かったです。ただ去年のふわふわ白ニットが結構好きだったので今年の衣装も期待したのですが、個人的には微妙。もっとこんなの着せるの!?というパンチの効いたものを期待してしまっていました。来年に乞うご期待!あと出来れば上役も同じような衣装着せて!

・舞台写真はもう出揃っていたのですが、一番欲しいと思った乗合船の全員集合が売切れ…売切れはしょうがないけど全員集合は絶対売れるんだから入荷増やしてよーーーとワガママ言ってしまう。もっとえげつなく商売してくれていいんですよ…と薄暗い沼のオタクは思いました。

 

以下愚痴

・折角のお年玉の短い時間でも携帯電源落として下さいを連呼してもらわなきゃいけないことにうんざりなのに少なくとも曽我対面中に二回、皿屋敷中に一回鳴るわ……鳴らした人特定してつまみ出して出禁にして欲しいし携帯をお預かりしてお預かり代頂戴するなりして欲しい……まあ悪いのは鳴らすやつなので……電源落とせない奴は観劇しない人生をお歩みくださいませ

・かなり時間押すと聞いていたけど開場15分遅れ……皆様が席に着くまで始まりません、とアナウンスしつつそれでもお年玉は時間通りに始まる……その後もズルズル遅れる……他の劇場との兼ね合いとかもあるんだろうけど、確実に根本のタイムテーブルに無理があることは明らかな感じが…演者、裏方、客の誰も幸せになれないタイムテーブルはやめてほしい…

・イヤホンガイドを落としたようなカツン、という音と拾うガサゴソした音がそこかしこで聞こえました……同じ様な音だったので携帯とかではなくイヤホンガイドではと思ったのですが。自分はイヤホンガイド聞かないから分からないのですが、首にかけたりすることは出来ないのかな?かなり床に落ちる音が響くのとその後のガサゴソが周りにも迷惑なので落ちない工夫をして欲しいなぁと思ってしまった。芝居に魅入って手元が緩んでしまうのは仕方ないとは思うのでその前の段階で防いで欲しい。特に浅草は客席の前後の幅広めなので物が落ちやすいし床が絨毯ではない部分もあるので少し対策してほしいなあと思ってしまいました。

1月歌舞伎座壽新春大歌舞伎-松竹梅湯島掛額-

母が夜の部を観劇し、面白い!と騒いでいたためノリと勢いで定時ダッシュし、18時15分頃に歌舞伎座に着いて幕間の切符を39番で買うことができました。余裕で座れました。

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物語は知らずに行ったのですが、酷いギャグと人形振りの二幕構成でお七とその母親が寺に逃げ込んできてそこにすでにいた紅長の入れ知恵によって巻き起こされるドタバタ劇とお七の切ない恋心を感じさせるような人形振りで正月ものとして華やかでした。

 

以下もはやただの羅列

ハズキルーペから顔面粉、U.S.A.チコちゃんすしざんまいと怒涛のネタ祭り

・怒涛の米の締めはコシヒカリとみせかけてサトウのごはん!

・気を失った(振りをした)お七に気付させるためのシーンで懐から取り出されるソルマック猿之助さんと幸四郎さんの会話がイマイチ聞こえず…ただ猿之助さんが濃厚なキスの仕方を伝授していたことしか…むしろそこ2人がキスするのかと思ってしまいました(いっそその方が面白くない?)

・私が見る演目のせいか門之助さんが母親役のことが多いのですが、毎度ママみの強い門之助さん

・お土砂という名の魔法の粉かけるシーンではツケウチさん魔法の粉をかけられ退場…可哀想に…魔法の粉関連で言うと松江さんがかなり良い動きしてました。一番上手かった!どんな稽古をすると魔法の粉をかけられた時の動きが上手くなるんでしょうってくらい力の抜け具合でした。

・やっぱりつっころばし系のお役の幸四郎さんが好き。幸四郎×七之助のシーンはほとんどないのが残念なくらい見栄えがするお二人でした、

・人形振りでの七之助さんの人形さんは本当に人形さんっぽい。動きもだけど、元の顔立ちと相まって無言でいると冷たい印象があるほどに整ってるので迫力がありました。後見さんと息合わなかったら大事故だろうなぁと怖くなりながらも勿論息ぴったりでした。

・回によってアドリブが違うようなので余裕があったらもう一度観に行きたい

2019年観劇始め、国立劇場

今年の抱負は真面目に観劇記録付ける事、にします。続くかな……

 

今年初観劇は国立劇場で姫路城音菊礎石でした。1月は浅草ばかり行っているので地味に正月の国立は初めて。そして年末年始はエジプトに行っていたので初観劇が遅くなりました。なのであまり新年お祝いムードを感じられない初観劇となりました。

 

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ロビーに飾られた大凧をパチリ。飾ってあって綺麗なのですが、どこで撮ると綺麗に撮れるんだろう?という大きさと場所なので、現地に行ってみるのが1番です。映えに媚びない姿勢、大事。

 

ストーリーは姫路城城主の桃井家にまつわるお家騒動です。登場人物の関係図がある程度頭に入ってないと厳しかったです。幕間に筋書き読んでなるほど!となっていました。 

割とテンポよく場が進み適度に幕間が入るため観やすかったです。

お家再興の大円団で終わるため、お正月らしく華やかで良いのではないでしょうか。小狐ちゃん可愛かったし。

 

開幕はいいねダンスと共に。いくら簡易的にしてても花魁衣装であの踊りするのは凄い。黒御簾音楽もなんとなくU.S.A.っぽくなっているので編曲凄いなーという。手拍子があったせいで歌詞が聞き取れず残念……

 

幕間でご飯食べていた時に近くの席のちびっ子がチコちゃんの「ボーッと〜」って言うんじゃないかなぁ?と言っていましたが今年の時事ネタはU.S.A.だけだったように思います。私が気づかなかっただけかな。

 

個人的には梅枝さんのつっころばしがとても好きなのでとても良い演目でした。梅枝さんつっころばし×おきゃん()な右近さんってなんか観たなーと思ったらお江戸みやげですね。ただ今回双眼鏡忘れたせいで遠目+声だと梅枝さんと時蔵さんが凄く似ていてえ!?どっち!?となる瞬間が度々。声が若い方が梅枝さんですね。廓遊び人でふらふらして死んでしまいましたが、双子の弟として最後はキリリと格好良く締めていました。

 

時蔵さんは珍しく立役での出番が多め。でもやっぱお声が女形になってしまってるので違和感。立ち姿は美しいんだけど…砧の前の方がしっくりくる。赤い衣装が相変わらずお似合いだなぁ〜と思いました。気品漂う刑部姫でした。

 

一番の拍手を貰っていたのは子役2人。狐ちゃんと若様可愛かった〜。というか2人並ぶとやっぱり眞秀くんは音羽屋顔してるけど和史くんさ播磨屋さんに似てる……今後どういう風に成長するのか楽しみだなぁ

 

手拭いまきはズラッと舞台に並んだ皆さんと花道に出てきた小狐ちゃんとじいやが投げてくれました。ちびっ子達は容赦無く投げつけていたのであれキャッチし損なうと地味に痛そうでした。そして彦三郎さんが草野球で鍛え抜いた強肩でなんと2階まで手拭いが届いていました〜!2階より上は手拭い来ないし〜とちょっと緩んだ空気だったのですが、手拭い来た途端みんな殺気づいてました。衣装着ながら多くの観客に投げてくださる彦三郎さん素敵だなぁと思いました。あといつも声が良くてとても好き。ええ声の男だからな〜菊五郎さんは朗々と響くって感じだけど彦三郎さんは身体の芯を震わせるような声ですね。声優好きが好きな声

 

そんな感じの公演でした。

後悔がひとつ、双眼鏡持って行き忘れたので坂東の方の亀蔵さんのお顔じっくり見れなかったこと。。。不覚。。。。。

シネマ歌舞伎 二人藤娘/日本振袖始 初日舞台に行ってきました

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撮影タイムがあったので中村米吉さんとかぶきにゃんたろう

 

http://www.kabuki-bito.jp/sp/news/4735

当日にレポがご本家で上がってたので書いていなかったことをとりとめなくメモ

 

・かぶきにゃんたろうがサンリオ総選挙に出てるそうですが、猫キャラ(キティさんがいるのに)でサンリオ総選挙に出るっておこがましすぎでは?というお話をされてました。(キティさんは女の子だから、ネコキャラ被りではないらしい

 

稲田姫の鬘の形が顔のラインが強調されて丸顔がさらに丸く見えて嫌だという話。特に七之助さんと並ぶと確かに……でも丸顔だから可愛い姫様だなぁと思いました。

ちょくちょく話の中で丸顔とタレ目ネタをされていましたが、丸顔とタレ目だから可愛い………

 

・自分で見てみてどうか?という質問に対して丸くて美味しそうに見える、とのこと。玉様と共演すると食べられたら引き裂かれたり、酷い目に合うとか…気に入られてる証拠?笑

 

・日本振袖始(の最後?違う演目での言葉?)で玉様から新派っぽくて良かったと言われたから新派移籍しようかな〜流行ってるし、とちょっと悪戯っ子のような話も。それでも玉様に褒められるのは凄いのでは?

にざたまとかいう大手CPに落ちそうになった

まだ落ちてない!まだ落ちてないから!って言いつつ観た日(3/23)からウッにざたま……ウワァにざたま……ってなるようになってしまった辛いから吐き出す

 

歌舞伎を本格的に観始めて1年ちょっと経って始めてにざたまを観ました。

3月の於染久松色読販と神田祭

仁左衛門さんをまともに観るのが始めてだったのですが、あんなカッコいい70代いる!?って感じ…いやカッコいいっていう安い言葉では表しきれない。時代が時代だったら仁左衛門さんの女がTwitterに大量発生してるよって感じ。HN@仁左衛門の女が大量発生。100億の男だよ。

玉様は観たことあったんだけど、他の俳優さんとやるときと仁左衛門さんとやる時と雰囲気が違ってびっくりした。にざたまという雰囲気がある。そして婀娜っぽいってこういうね!ことを言うんですね!っていう色香を漂わせていた…ふつくしい……特に首から肩のラインがいいよね…

 

於染久松色読販

二人が小悪党な夫婦。表立ってイチャつくわけじゃないけど、伝わりあってるようですれ違ってるという。

序幕の終わりの悪巧みキメた場面とかまあ確かにスポットライト当たってるんだけど、それ以上にキラキラしてた悪ーい顔で。これから悪いことやっちゃうよ、っていうドキワク感を感じられた

あと、最後の場面で籠を担いで帰って行くのに堂々としつつ、でも情けなく、でも華やかな感じがして成敗された方なのにすごく可愛く感じてしまった

憎みきれない悪党夫婦可愛かった

 

神田祭

終始イチャイチャイチャイチャイチャイチャするにざたまを鑑賞する最高の演目ですね。イチャイチャし過ぎじゃない?

最後花道でちゅーしてたよね?したよね?客席どよっとしたもん…

華やかに踊ってイチャイチャ、乱入者を蹴散らしながらイチャイチャ、二人の世界でイチャイチャって感じだった。目の保養。綺麗で粋な世界を堪能した……でも萌え過ぎて記憶が混濁してるから本当はちゅーしてないかもしれない。いや、したと思うけど

 

そんな感じでもう一回観たいな〜と思ったけどチケット大戦争だったので観れるわけもなく今まで悶々としてた。次にざたま観れるなら二回は観に行こう。あとシネマ歌舞伎にして欲しいし円盤にもして欲しい