takerukangeki’s blog

性根がオタクの観劇を中心とした雑記

2019年観劇始め、国立劇場

今年の抱負は真面目に観劇記録付ける事、にします。続くかな……

 

今年初観劇は国立劇場で姫路城音菊礎石でした。1月は浅草ばかり行っているので地味に正月の国立は初めて。そして年末年始はエジプトに行っていたので初観劇が遅くなりました。なのであまり新年お祝いムードを感じられない初観劇となりました。

 

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ロビーに飾られた大凧をパチリ。飾ってあって綺麗なのですが、どこで撮ると綺麗に撮れるんだろう?という大きさと場所なので、現地に行ってみるのが1番です。映えに媚びない姿勢、大事。

 

ストーリーは姫路城城主の桃井家にまつわるお家騒動です。登場人物の関係図がある程度頭に入ってないと厳しかったです。幕間に筋書き読んでなるほど!となっていました。 

割とテンポよく場が進み適度に幕間が入るため観やすかったです。

お家再興の大円団で終わるため、お正月らしく華やかで良いのではないでしょうか。小狐ちゃん可愛かったし。

 

開幕はいいねダンスと共に。いくら簡易的にしてても花魁衣装であの踊りするのは凄い。黒御簾音楽もなんとなくU.S.A.っぽくなっているので編曲凄いなーという。手拍子があったせいで歌詞が聞き取れず残念……

 

幕間でご飯食べていた時に近くの席のちびっ子がチコちゃんの「ボーッと〜」って言うんじゃないかなぁ?と言っていましたが今年の時事ネタはU.S.A.だけだったように思います。私が気づかなかっただけかな。

 

個人的には梅枝さんのつっころばしがとても好きなのでとても良い演目でした。梅枝さんつっころばし×おきゃん()な右近さんってなんか観たなーと思ったらお江戸みやげですね。ただ今回双眼鏡忘れたせいで遠目+声だと梅枝さんと時蔵さんが凄く似ていてえ!?どっち!?となる瞬間が度々。声が若い方が梅枝さんですね。廓遊び人でふらふらして死んでしまいましたが、双子の弟として最後はキリリと格好良く締めていました。

 

時蔵さんは珍しく立役での出番が多め。でもやっぱお声が女形になってしまってるので違和感。立ち姿は美しいんだけど…砧の前の方がしっくりくる。赤い衣装が相変わらずお似合いだなぁ〜と思いました。気品漂う刑部姫でした。

 

一番の拍手を貰っていたのは子役2人。狐ちゃんと若様可愛かった〜。というか2人並ぶとやっぱり眞秀くんは音羽屋顔してるけど和史くんさ播磨屋さんに似てる……今後どういう風に成長するのか楽しみだなぁ

 

手拭いまきはズラッと舞台に並んだ皆さんと花道に出てきた小狐ちゃんとじいやが投げてくれました。ちびっ子達は容赦無く投げつけていたのであれキャッチし損なうと地味に痛そうでした。そして彦三郎さんが草野球で鍛え抜いた強肩でなんと2階まで手拭いが届いていました〜!2階より上は手拭い来ないし〜とちょっと緩んだ空気だったのですが、手拭い来た途端みんな殺気づいてました。衣装着ながら多くの観客に投げてくださる彦三郎さん素敵だなぁと思いました。あといつも声が良くてとても好き。ええ声の男だからな〜菊五郎さんは朗々と響くって感じだけど彦三郎さんは身体の芯を震わせるような声ですね。声優好きが好きな声

 

そんな感じの公演でした。

後悔がひとつ、双眼鏡持って行き忘れたので坂東の方の亀蔵さんのお顔じっくり見れなかったこと。。。不覚。。。。。